logo 一般財団法人 阿蘇のあか牛・草原牛プロジェクト

General Incorporated Association "SOUGEN-GYU Project

牛のストレスの話。

2018.08.9

こんにちは研修の前田です。

 

先日アブトラップ を放牧地に導入しました!

 

「アブトラップ 」

その名の通りアブの捕獲器ですね。

 

アブやサシバエなどの吸血昆虫は牛にとってストレスにもなり、血を吸って回るので伝染病の元にもなり得ます…

そいつらを根こそぎとまではいかないかもしれませんが捕獲してくれます。

 

アブトラップ くん

早速大活躍してもらっていますが捕獲している様子は自主規制で、、笑

 

 

さて今日話たかったことは放牧は牛にとってストレスか?

色々話を聞いたり感じたりして一概にはいいやストレスは全くない!

とは言えないし思えないこともあります。

 

基本的に牛は寒さに強く暑さには弱い動物です。

それもそのはずで、牛の第1胃ですがドラム缶ほどの容積がありその中で草を分解するために微生物が活動し発熱しています。大きな湯たんぽをずっと抱えているイメージですかね。

 

そのため寒さにはー20度まではストレスは感じないと言われていますが暑さには人より弱いと思います。

 

そのため牛農家の方々は夏は暑さとの戦いになり送風機や噴霧機などを畜舎につけています。

 

そんな畜舎で飼われていた牛をいきなり暑い時期に放牧するとどうなるか?

すごいストレスになりますし下手すると死にます。

 

なぜか?

畜舎では経験することはない直射日光、毒草、害虫、悪天候、生草などがあります。

慣れていると日陰に入ったり、毒草は避けて他の草を食べたり、台風の時には風が通りにくいところに行ったりと牛が感じ、考えて行動します。

 

しかし初めてだとどうするかわからず対処できないままにストレスになってしまいます。

 

じゃー、畜舎飼いの牛は放牧できない?

できます。

 

少しずつ慣れさせていくことで出来るようになり、これを放牧馴致と言います。

 

例えば放牧地というより運動場に放牧慣れしている牛と共に一日数時間でもだして日差しや生草を経験させて食べれない草や水のありか、暑さの凌ぎ方などを先輩から習ってもらったりします。

また初放牧を春や秋など比較的に涼しい季節にさせたりなど工夫することも大切です。

 

しかしいくら放牧慣れしていても悪天候の時はやはりいつもより元気がない牛もいます、

 

先月の台風の時でしたがめちゃくちゃ睨んでいるみたいですね、笑

 

 

でも結局はやはり畜舎飼よりも放牧の方が牛は好きなだけ行動したり選択できるためストレスは少ないと思います!